平成14年(ワ)第11188号 独禁法違反行為に対する差止請求事件
原  告  エアーポートプレスサービス株式会社
被  告  関西国際空港新聞販売株式会社ほか

準 備 書 面 3

平成15年10月20日

大阪地方裁判所第4民事部合議A係 御中



〒530−0004
  大阪市北区堂島浜1丁目2番6号新ダイビル906号
     大阪西総合法律事務所
   被告関西地区新聞即売株式会社訴訟代理人

       弁護士   石   井   教   文

       弁護士   吹   矢   洋   一

        TEL 06(6344)1550 FAX 06(6344)1553

求釈明に対する回答

 被告関空販社における経理処理(第4回口頭弁論における求釈明)
  上記求釈明に関する被告関空販社の平成15年8月25日付準備書面記載の主張を、被告関西即売に有利な範囲で援用する。
  被告関空販社は平成8年6月に定款変更し、全国紙5紙の仕訳、包装、配送等の受託業務を行っているに過ぎないものであって、上記求釈明にかかる経理処理は、取引先からの要望や被告関空販社の経理処理能力等の理由によってなされていたものに過ぎない。

 関空島における新聞販売の実態(第1回弁論準備における求釈明)

(1)
  取引交渉の主体
 関空島においては、被告関西即売が各航空会社及びケータリング会社等(以下、「航空会社等」という)に対して直接に航空機搭載用の全国紙(以下、「搭載紙」という)を販売し、被告関空販社に対してその仕訳、包装、配送等の業務を委託している。
 したがって、被告関西即売は搭載紙の直接の販売者として、航空会社等に対して独自に営業活動を行っており、現に従前から搭載紙を供給していた航空会社との間で取引停止等の事態が生じた場合には、被告関西即売の社員が当該航空会社を訪れ、取引の再開を求めて取引交渉をおこなうなどしている(乙エ1ないし2号証)。
 このような事実は、被告関西即売が航空会社等に対して直接に搭載紙を販売している取引実態を示す証左である。

(2)
  被告関空販社の経営実態
  被告関空販社は、主として各即売会社からの全国紙5紙の仕訳、包装、配送等の受託業務を行っている会社である。
 したがって、全国紙5紙の仕訳、包装、配送等に最低限必要な人員のみ雇用しており(しかも、半数以上の人員が、包装、配送作業用に雇ったアルバイトである)、実質的にも搭載紙の販売会社としての実態を有していない(乙エ3ないし4号証)。

以上