平成14年1月21日号


3ページ

 

  

 


警察、行政、市民一体化し、ひったくりワーストワン返上

するため規制も含めた「安全なまちづくり宣言」条例化


 この地域と、堺2区、埋立地の方ですが、これは堺の再興も含んでおり、この二つの地域を新法の採択箇所に出来るように、民間事業者の方と一緒に推し進めるために来週から府としても働きかけたいと思っています。

 という事で、これには規制緩和だけではなくて、例えば今申し上げた地域で道路を作る場合に普通は公共が作る事になると思うんですけれども、立て替え制度といって、公共に代わって、まず民間が道路を作り、将来、私どもに移管をして頂くという事業をやって頂く場合に、二分の一以内の無利子貸付、しかも五年据え置きの二十年以内償還という制度が新しく出来るんです。これを民間活力という事で、民力再興と言われていますけれども、道路も公共だけが作るんじゃなく民間事業者にも作ってもらって、再開発地域がより利便性の高い地域として再整備されるように持っていくんです。

 この無利子制度もおそらく法律でオーソライズされると思いますけれども、それだけでは足りないので、もう一つ、連続立体交差事業、これについてもまだ有利子なんで無利子の制度に出来るように、大阪には開かずの踏切が沢山ありまして、全国一千カ所、扇大臣が一所懸命、一千カ所、一千カ所と言っておられますけど、その四分の一の二百五十もあるんです。だから、この連続立体交差にも、こういう無利子貸付制度がこの法律の中で措置をされるように、あるいはまた、公共の裏負担についても、もっと軽減されるように私どもが訴えていきたいという事で、東京都と一緒にやります。これまでも一緒にやってきた法律に結び付けたわけですから。

 石原都知事もこのインナーエリアの整備については、光るものを一つやるという事で頑張っていかれるようですから、今申し上げた地域で、全国にモデルとしてきちんと示せるようにしていきたいと思っています。

 このほか、安全なまちづくりについても、これまでにもるる申し上げているように、来年度の予算で重点的に投資をしていきますけれども、これは二月議会でご議論頂く事になります。条例についても只今準備をしております。条例は、大きく二つの部分に別れます。

 一つは、府民憲章的な部分です。これは行政、警察、ボランティア、それから市町村といったところが「安全なまちづくりをするぞ」という宣言を含めた府民憲章的な部分と、規制を含めた、いわゆる条例として必要な取り組みになっていきます。

 規制も含んでいく事になるというのは、今、非常に注目をされていて、件数の増えているひったくりですとか、ピッキングですとか、自動車盗とか、そういう大阪のイメージをダウンさせている事についての新たな取り組みになると思いますが、只今パブリックコメント中であり、これを踏まえて条例化に向けての議論をしていきたいと思います。

 今年前半はサッカーに燃えますよね。ワールドカップサッカー、見に行きたいですね。大阪でも三回長居競技場で試合があるそうですね。また、東海大学附属仰星高校、残念でしたね、応援したんですけどね。まあ、しかし東福岡とよく戦いましたね。今年はサッカーは大阪も随分活躍してくれているようだから、いい年になるんじゃないでしようかね。星野阪神も含めて。前半のスポーツ、大いに盛り上げていきたいと思います。

 大阪はワーストワンと言ったらアカンと言いつつまた言ってしまいますけど、平均寿命なんかも全国で悪いんです。スポーツをきっかけに健康づくりに大いに関心を持ってもらえる一年にもしたいなあと思っております。

 年末にも申し上げましたが、私も折り返し点になりますが、折り返し点という意識ではなく、あくまでも「取り戻す十年」に向けて大いに力を傾けていきたいと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 ここから府政記者会と質疑応答・

・データセンターは候補地を考えているのか。

 「大阪市内です」

・大阪市内とは?

 「基本的には大阪市内という事です。

 さっきバイオで北大阪と申し上げましたけど、バイオも大変競争が激しくて、北大阪の彩都が造成出来るまで待てませんので、この間もインキュベーターを一つ池田市に作ると申し上げましたけれども、彩都という事に限定せず全般で考えていきたいと思っています。大阪大学周辺にね」

・知的クラスターの方も。

 「知的クラスターも、もちろん彩都に限らないですよ。インキュベーターは池田市に作るんです。大工研といって国立の研究所があるんですけれども、その敷地が大変広いので、その半分に作るという事です。とにかく、国際拠点になろうと思ったらアメリカとの競争に負けてられませんから。彩都の造成以前にいろんなものをいろんなところに配置していきます。

 それから、ITはどうしても街中になっていきます。それから新大阪から千里に至るところも、江坂を中心に大変集積が大きく伸びていますから、このあたりから市内に向けてIT拠点を集積していきたいなあと思います。東京だって大手町ばかりでしょ。

 要するに機械の固まりだから、結構狭い地域で済んでしまうんです。やっぱり都心でないとだめですね。

 これまで、都市再生、産業再生と言いながら予算の姿が旧態依然としていたのが、今年は大きく変わります。国の予算もかなり入りましたので、そういう意味では・取り戻す十年・の一歩にふさわしい十四年度になるんじゃないかなと思っておりますので、ぜひよろしくお願いします」


5市2町で首長、3市で市議選挙、今年府内での選挙


 府内の自治体で今年任期満了となる首長は5市2町、さらに3市が市議選をそれぞれ予定している。

 国政選挙や知事、府議選の予定はなく、小泉純一郎首相は「珍しく選挙のない年」と再三発言しており、衆院の解散総選挙は当面なさそうだが、構造改革や景気の行方によっては波乱含み。政局が一気に流動化し、年内に総選挙となる展開もありそうだ。

 府内では貝塚市長選が最も早く一月二十七日投開票。次いで四月には豊中市長選が予定され、泉南市長選が同じく四月二十八日投開票、七月には東大阪市長選、九月には交野市長選、市議選では四月二十一日投開票の河内長野市、五月十九日同の泉佐野市、九月には松原市、町長選では十二月に忠岡町、同じく美原町と予定されている。

発行所:大阪ジャーナル