平成17年8月1日号
8ページ

  


  
   
      主催・韓国観光公社
          「ベルサイユのばら」上演

                          
11月11日から13日
                               主管・ソウル放送

 史上初!宝塚歌劇団が韓国公演、国交正常化40周年記念
 星組の湖月わたると相手役はコンビお披露目の白羽ゆり



 宝塚歌劇団は先頃、韓国との国交正常化40周年を記念して「日韓友情年2005宝塚歌劇韓国公演」を発表した。主催は韓国観光公社。大韓民国と日韓議員連盟、韓日議員連盟からの招請によるもので、宝塚歌劇が韓国で上演されるのは戦前戦後を通じて初めてとなる。主管はソウル放送。
 上演されるのは、星組による宝塚十八番のベルばら≠ノレビューがつく豪華2本立て公演。期間は11月11日から13日までの3回公演。場所はソウル市内にある慶熙(キョンヒ)大学・平和の殿堂(4500人収容)
  同歌劇団は「記念すべき年に、文化交流使節として大役を担うことは大変光栄なこと」とコメントしている。
  星組は男役トップの湖月わたるがいよいよ円熟味を増し、娘役トップも可憐な白羽ゆりに変わり、新コンビお披露目が韓国ということになる。宝塚グランドロマン「ベルサイユのばら」は池田理代子原作、脚本・演出は植田紳爾、演出谷正純のおなじみのメンバー。主題歌「愛あればこそ」を作曲した故・寺田瀧雄氏の音楽もそのまま劇中に流れる。マリー・アントワネット生誕250周年記念になる。もう1本は、ショー「ソウル・オブ・シバ!!ー夢のシューズを履いた舞神ー」で、作・演出藤井大介。
 出演は、専科の未沙のえる(ベルばらのみ)、安蘭けい、柚希礼音(ソウルーのみ)のほか、立樹遥、涼紫央ら。

花組娘役トップ・ふづき美世退団  芸能界へ飛躍?

  一方、同じく先頃、花組娘役トップのふづき美世が退団を発表した。2年前に春野寿美礼の相手役として娘役トップに。記者会見では「充実している最も幸せな今がその時」と理由を説明した。退団後は芸能界への含みも残した。春野には「最後まで相手役として頑張って欲しい」と言われたという。
【別稿】
  雪組の宝塚大劇場公演が今日1日、千秋楽を迎えた。久々に宝塚らしい&荘艪ノ朝海ひかると舞風りらのトップコンビにも磨きがかかった。
  ミュージカル・ロマン「霧のミラノ」(作柴田侑宏、演出中村暁)は、1850年後半のイタリアが舞台。由緒あるミラノ貴族のオーストリアに対する抵抗をバックに、元貴族との友情、ふと知り合った令嬢との恋を描いたもの。さらに二人の前に立ちふさがるオーストリア将校との確執など柴田作品の魅力である歴史的考証などもしっかり描写されている。また、ミラノという耽美的なところを舞台にしたのも良かった。貴族に朝海、令嬢に舞風という、いかにも男役と娘役らしい二人が舞台にいると盛り上がった。
  ショー「ワンダーランド」(作・演出石田昌也)は、大きな冒険、小さな冒険、夢の世界、未知との出会いなど様々な要素を盛り込んだバラエティーショー。石田作品に今後も期待したい。
  朝海、舞風はじめ、貴城けい、水夏希、壮一帆、音月桂、未来優希、凰稀かなめに、専科の鈴鹿照、高ひづる、汝鳥伶。

瀬奈じゅんがトップで活躍

  また、さる25日まで、梅田芸術劇場で上演していた月組のミュージカル「アーネスト・イン・ラブ」では瀬奈じゅんがトップお披露目を果たした。相手役の彩乃かなみとのコンビも順調に船出した格好だ。
 同作品はオスカー・ワイルドの喜劇「まじめが肝心」を原作に、アン・クロズウエルが脚本・作詞を、リー・ポクリスが作曲を手がけ、1960年にオフ・ブロードウェイで上演された陽気でおしゃれなミュージカル。宝塚版は日本語脚本・作詞と演出を木村信司が担当し、作品の持つエッセンスを生かしながらも、判りやすく見直し、より華やかにロマンチックな舞台に仕上げていた。
  瀬奈は期待に応えて大熱演。9月スタートの本拠地・宝塚大劇場公演「JAZZYな妖精たち」「レビュー・オブ・ドリームス」での活躍が期待される。
  写真は(C)宝塚歌劇団。

発行所:大阪ジャーナル