平成17年9月1日号
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  太田房江知事は先月19日定例記者会見を行い、府の水流計画と安威川ダム、アスベスト問題、愛知万博「大阪の日」のイベントなどについて述べた後、記者会からの質疑の中で、総選挙出馬を問われ、「全くない」と真っ向から否定した。以下はその要旨。


知事定例記者会見

   
郵政民営化も大事だが地方分権改革はさらに重要
      全国知事会一丸となって各政党にアピール

  どうも本当にお暑うございます。いつ涼しくなるのかなという気もしますが、豊中では8月5日に38.5度、私ちょうどその日、用事があってその付近へ行ったんですが、車を降りたらモワッとサウナ風呂に入っているような感じでして、いや、体温より高い気温というのは大変だなと改めて思いましたけれども、お暑うございます。皆さん、選挙もあるし、本当に大変でいらっしゃると思いますけど、ご健康には十分気をつけて下さい。
  暑いといえば甲子園、まだ始まっていませんが、今日、桐蔭高校が駒大苫小牧と。準決勝という事で、当方からは副知事が駆けつけております。もし決勝という事になれば、当然、私も応援に参りますが、何とか勝って、相手は京都のようでございますから、関西が沸くいい機会になるんじゃないかなと思います。何しろ桐蔭高校の皆さんは一度知事公館に来て下さいまして、私も155キロの速球を投げる辻内君や、平田君、昨日凄かったですね。あれ、全部ホームランですよね。1試合に4本ホームランを打つ高校生がいるのかと思いました。
 私もちょうど昼休み、テレビをつけたら、2本目がバックスクリーン中段に入るのを見まして、これはえらいこっちゃなと思いました。1年生の中田君というのもまた凄いらしくて、こういう選手はぜひとも阪神ないしはオリックスに、とりわけ阪神タイガースに入って貰いたいなと思っております。暑いといえばもう一つ、予想しなかった総選挙に突入いたしました。皆様方のほうが大変だろうと思いますが、これまでのところ、郵政が前面に大変大きくクローズアップされておりますね。これはこれで改革の旗頭として、あるいは選挙戦略でありますから、そういうものとして私は受け止めておりますが、知事としての立場から申し上げると、やはり地方分権改革というのが埋もれてしまうというのは改革の全容が国民に判らないという意味で、もう少しこの地方分権改革というものを強調して頂きたいと思います。
 つまり、小泉政権としては、民に出来る事は民に、その代表として郵政があり、地方に出来る事は地方に、その旗頭として三位一体改革があるわけですから、私は本来なら両方とも車の両輪として、きちんと打ち出して頂かないとおかしいのではないかと思っております。民主党も公明党も、地方分権改革はきちんとマニフェストに入っておりますが、この選挙戦の大きな焦点として地方分権改革もきちんとした議論がなされるように、これから働きかけを強めていかなくてはならないと思っております。
  すでに全国知事会のほうから、各党といっても自民、民主、公明ですけれど、麻生会長が訪れて、この事を強く訴えてきておられますが、来週、26日の全国知事会で、ぜひ今申し上げたような事で、地方分権改革が今回大変重要な課題なんだという事を訴えるために、全国の知事が揃えるだけ揃ってアピールをしようという事になりました。それから、大阪においても、主要な市長や町長さんと、ちょうど公示日の30日になりますが、三位一体改革について真摯に意見交換をすると同時に、選挙戦に突入いたしましたので、今申し上げたような種々のアピールをやらせて頂こうという事で、意見交換会を設ける事にしております。その際にアピールも出させて頂こうという事で今準備を進めております。
  今日は大阪府で2つの事を決め、公表させて頂くという機会にさせて頂きたいんですが、1つは府の水源計画と安威川ダムについてであります。安威川ダム問題につきましては、これまで何度も議会で、夏の間には、つまり8月中には水源計画と安威川ダムの問題について結論を出しますという事を申し上げて参りましたが、この度、それを皆様方にお示しする事にいたしました。お手元にその概要を示した資料を配らせて頂いておりますが、まず、府のトータルの水源計画という事では、1・1・7。つまり安威川ダムが1万立法メートル、紀の川大堰が1万立法メートル、そして府の工水からの転用が7万立法メートル。1・1・7でもって、府の全体の水需要のうち、足りない9万立法メートルを配分して補う事にいたしました。それから、これに伴いまして、安威川ダムの規模につきましては、利水について、その機能を大幅に縮小する事にして、これに伴って規模や総事業費、これからの予算規模等も縮小いたします。細かい数字等につきましては、今正木室長からお話しましたように、この後、3部長できちんとしたレクチャーをさせて頂きますが、要点についてのみ私からお話を申し上げます。

(2面へ続く)

発行所:大阪ジャーナル