平成17年9月1日号
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<2面から続き>

 アスベスト問題へ罰則含む条例改正案を9月議会へ
 不安を抱える元従業員や府民に 月から無料検診へ


 市町村にも大方賛同を得ておりますが、お金のかかる事でございますので、そこのところをどう分担していくかという事についてご相談をしております。基本的には、私どもが負担をして補正予算を待たずに実施出来るようにしたいと考えています。
 もう一つは条例の改正です。幾つかの県ですでにアスベストに関する条例を制定したり、改正したりという動きが出てきておりますが、私どもの考えておりますような網羅的な規制という意味での条例改正は初めてではないかと思います。
 ポイントは幾つかありますが、4点に絞って申し上げたいと思います。
 1番目はこれまでは500平方メートル以上の解体作業について都道府県知事に届け出て下さいというのが法律上あったわけですが、その下段設定を止めます。つまり、どのような解体作業でも届け出て下さいという事にして、この面では規制を大幅に強化するという事になります。
 2番目は、解体工事をやられる方々にアスベストの濃度の測定を義務付けます。工事をやっている間に、いわゆる境界基準、境界でのアスベストの本数をどの程度にするべきかという基準をお示しして、それを順次測定していって貰って、府民の方々にご迷惑をかけないようにという意味での規制強化をいたします。
 3番目に、アスベストの工事をここでやっておりますよという事の情報開示というんでしようか、情報提供をするために、看板等を掲げて住民の皆様にお知らせ出来るようにいたします。
  4点目に、基準違反の工事をした場合には、改善命令をかけたり、罰則を設定したりする事にいたします。
  このような形で、大幅な規制強化と共に、網羅的な規制を行う条例改正を行う事にして、生活環境の保全等に関する条例改正という形で、9月議会での上程を目指して作業を進めております。
 なお、最後にちょっとPRをさせて頂きますが、今度8月24日に愛知万博で「大阪の日」というのをイベントとして開催いたします。
 愛知万博には都道府県と政令都市が連携して、4月5日の「神戸市の日」から始まったんですが、順番にそれぞれの都道府県や政令都市の文化や伝統を紹介するイベントをやってきていまして、今回大阪の順番が回ってきたという事であります。これは時間もたっておりますので、後でまたパンフレット等をゆっくり見て頂きたいんですが、売りはロボットが河内音頭の三味線と太鼓とギターをやりまして、河内家菊水丸さんが歌を歌いまして、それで百人ぐらいがいて、踊って、大阪のエネルギーを発散し、全国の皆さん、世界の皆さんにアピールしていくという事です。
 他にも大西ユカリさんのライブや、吉本若手芸人の中川家などなど、いろいろ工夫を凝らしておりますので、どうぞご覧になって下さい。私も市長さんと共に、行って盛り上げに一役買っていきたいと思っております。
  ここから府政記者会と質疑応答。
−総選挙の事ですが、自民党執行部が郵政民営化法案に反対する議員らに対して対抗馬を立てられて非常に慌ただしい動きになっているんですが、その中でも今回いろんな方に声をかけて選挙に出ないかと言っているようですが知事のところにはお話はありましたか?
  「ありません。あるわけない。今、大阪府政真っ只中なんですから、そんな事は皆さん判っていると思いますし、自分の事という事ではなくて、大阪府知事という職はそんな軽いものではありません。それぐらいの積もりで私はやっております」
−そうしますと、今後の応援依頼というのはいろいろあると思いますが、どのような形でやっていかれるのですか。
  「これは本当に難しいですね。私自身としても本当にお世話になっている方が沢山おられますし、気持としては応援に行きたいという気持はありますが、しかし、私のような政治的な立場の者は、実際には特定の候補者に対する応援は難しいと思います。その点は候補の方々にはご理解頂いているんじゃないかなと思っています」
−岡山市長の萩原さんが岡山2区から立候補される事になるんだと思うんですが、知事とも非常に親しい関係ということで、事前のご相談とか、アドバイスを求められたような事はありましたか。
  「ありませんでした。びっくりしました」
−感想は?
  「よく思い切って一大決心したなと思いますし、地元は今、大変な事になっているだろうなと思いますが、皆さんに頑張って貰いたいです」

−今の事に関連してなんですが、岡山2区の現職の方が今度、岡山市長に転身をするという話もあったんですが・・・。
  「そうなんですってね」

−一部で、それはポストの、政治家の交換劇のように映っている面もあると思うんですがその辺は知事はどのように感じておられますか。
  「私の申し上げるべき事ではないですよね。あくまで全て有権者、市民が判断する事ですから、それを見ていく以外にないのかなと思います。私がとやかく申し上げる問題ではないと思っています」

−熊代先生と岡山市長である萩原さん、2人のそれぞれ選挙の応援には、過去、行かれた事はあるんですか。
  「過去、行った事はあります。それぞれ別の選挙でしたから」

−大阪府知事の時代ですか。
  「大阪府知事になってからも行った事はあります。今回行く予定はありません」

−関連して、選挙で自民党の執行部が特に女性を刺客として立てていますが、そういうやり方を同じ女性政治家としてどう思いますか。
 「どこかのテレビでもやっていましたが、今日本の国会というのは、世界の先進国に比べると、国会議員に占める女性の数が大変少ない。ほとんどが20%近い数字で、多いところは40%を超えていますが、日本は多分5%いっているかいっていないかじゃないでしようか。衆議院に関して言うと。ですからこういう政治の中枢に女性がどんどん入っていくというのは大変いい事だと私は思います。しかし、ただ数を増やすという事ではなくて、質的な意味で本当の意味での女性の政治家として活躍するという事がやっぱり今、一番大事な事です。一時期、土井たか子さんがマドンナブームを作られましたが、あれも今の時期で言えば、お叱りを受けるかもしれませんが、一過性だったと言われても仕方のない部分がある。私はさっき申し上げたような事は一過性にしてはいけないので、そうならないような努力をすべきであって、それは女性の側にもその責任が大きくあると思っています。自民党だけではなくて、他の政党にもそういう事は勿論考えて頂いていると思いますが、これが全政党について大きく進む事を望みたいと思います」

発行所:大阪ジャーナル