平成17年10月1日号
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<1面から続き>

  アスベストへの規制強化した条例改正案9月議会へ上程
  環境・健康・府有施設の3対策事業へ予備費2億余支出


  一つは条例の改正によるアスベストへの規制強化であります。生活環境の保全等に関する条例を9月議会に上程いたしまして、アスベストに対する規制を強化する内容に変えていきます。
  この間、少し内容についてお話をしたと思いますが、規制対象を拡大する、つまり、これまで大気汚染防止法上、500平方メートル未満の解体工事をされる方は知事に届け出なくていいというスソ切りがあるわけですが、これを廃止して全ての解体事業について届け出て頂くという事が一つ。
  二つ目は解体工事現場のアスベストの濃度を測定して頂く事を義務付け、その際の基準を設定する。
  それから3点目が、解体工事実施前にアスベストの使用状況の調査を義務付ける。それから4点目に、アスベストの使用状況、あるいは飛散防止対策がどのようになっているかという事を掲示板で周辺の住民の方々に情報提供する事を義務付けている。
  五つ目が、これらの規制に違反した場合には改善命令を出し、それでも改善をして頂けない業者さんに対しては罰則を科す。もちろん、違反者の公表もいたします。
  以上5点、1回しか言いませんでしたので、後で必要でしたらお聞き頂きたいと思いますが、これらを内容とする条例改正案を9月議会に上程いたします。
  それから、お手元に資料(参照)をお配りしておりますが、緊急対策事業として2億3400万円の事業を実施する事にいたします。これらは出来るだけ早期にという事が大事ですので、9月議会で補正を組むという事ではなく、予備費による支出をいたします。ですからもう既に支出を始めているとお考え下さい。
  環境対策、健康対策、そして府有施設対策、この三つの柱から成っております。けれども、環境対策としてはアスベストの環境実態調査を府域の広い地域で行います。32地点を考えておりますが、大気汚染防止法政令市域という部分が大阪市や堺市や東大阪市等々ございますので、それらを除いた地域の32地点、住宅地域ですとか、商工業地域ですとか、農業地域ですとか、バランスを取って32地点の調査を行います。これがアスベスト環境実態調査です。
  監視体制も強化いたします。解体工事をされる方のところ、あるいは工事現場には、労働基準監督署と合同で私どもが立入検査をし、緊急測定を実施いたします。これは解体届け出のあった全部を対象といたしまして、10月から行います。10月からの実施というのは測定機器を最新のものに変えていかないといけないものですから、そのためにちょっと時間がかかりますが、10月から監視体制の強化を図るという事です。
 2番目の健康対策ですが、府民に対する緊急健康検診をやりますという事は前回お話しましたが、その細目が定まりました。市町村と協力をいたしまして、胸部エックス線検診が行える「はと号」という検診車が府(保健所)に8台ございますので、これを全面活用いたしまして、市町村に派遣をし、胸部のエックス線直接撮影、問診、それから喀たん検査、たんの検査、これらを実施する事にいたします。
  これは尼崎市等、いろんなところでやられておりますが、府民負担なしで、自己負担なしで無料でやるのは大阪府が初めてです。最大3万1200人の検診が可能ですので、順次それを始めますが、検診期間は10月から3カ月間を緊急検診期間と位置づけて、その間はそれぞれの方の負担なく、「はと号」を活用して検診が受けられるという事にしたいと思います。
  それから、府有施設対策でありますが、これまでもいろんなところのアスベストの状況については調査をしてまいりました。全部で2100カ所、これまでに既に900カ所は調査済みでございますが、残り1200カ所について調査を急ぎ、9月中に終えるように頑張っていきたいと思います。もちろん、判ったところから、飛散をするなという事になった場合には、応急緊急措置を実施いたしますが、お配りしている資料事例が書いてございますが、既に調査をして、これは飛散対策が必要だなというところについては、措置を完了したところもございます。
  今、やっているところもございまして、それらが幾つか紹介してございますので、読んで頂ければなと思います。これだけ網羅的に都道府県として、やっているところは、全国では初めてではないかと思いますが、アスベストについては、一番労災等の認定が多かった大阪府として、緊急にこれだけの2億3400万円の予備費を支出する事によって対応いたします。
  2番目の報告事項は阪神タイガース優勝パレードについてであります。実は五者懇をやった日に私から申し上げまして、もし阪神が優勝するという事になれば経済界と府・市が実行委員会を組織して、阪神の御堂筋パレードを実現しようという事についてはコンセンサスを頂いておりました。
  ただ、その時点ではまだ1・5ゲームの差でございましたのでちょっと皆様方にご報告するに至らなかったんですが、先週7日の名古屋ドームにおける中日戦、凄かったですね。これを切り抜け、現在、6ゲーム差ですから、私は間違いなく優勝すると確信しておりまして、昨日、12日付で実行委員会を組織いたしました。参加のところは府、市、関経連、大阪市商工会議所、経済同友会、21世紀協会の6者であります。
  もちろん、オリックスにも優勝のチャンスは残っておりますので、オリックスが優勝するという事になれば、どちらが日本シリーズを制するかを問わず、一緒にパレードをしたいと思っておりますので、オリックスも頑張って下さい。
  それから、時期ですが、実は今年は日本シリーズが10月の下旬に行われまして、そしてアジア選手権が11月にありますので、11月中のいずれかの日になってしまいますが、今、関係者とご相談をいたしております。なお、明日、第一回の実務者会議を開きます。これは実行委員会そのものではないというか、私は出ないんですが、私どもとしては、生活文化部長が参加をしまして、実務者レベルでの協議を始めるという事です。明日10時から開催しますのでどうか皆さん、ご期待ください。
  あとは日程的な事を2点だけ加えておきます。一つは大阪・上海経済交流サミットであります。
  私ども大阪府と上海との友好提携が今年25周年を迎え、そのセレモニーを上海で行うために、10月24日、私は上海に行きますが、それに先だって、これから経済面での交流をより活発化しようという申し入れが上海側からございまして、上海市の陳良宇上海市委員会書記が9月20日にいらっしゃまして、経済交流の拡大という事について調印式を行います。

(7面へ続く)

発行所:大阪ジャーナル