平成17年11月1日号
7ページ

  




 日韓国交正常化40周年記念
      「日韓友情年2005 宝塚歌劇韓国公演」 (11日〜13日)

創立91年にして初のソウル・キョンヒ大学「平和の殿堂」で
「ベルサイユのばら」「ソウル・オブ・シバ!」選抜組公演


  日韓国交正常化40周年の今年、創立91年の宝塚歌劇団は初の「韓国公演」(11日から13日。3回)が実現ー湖月わたる、白羽ゆり、安蘭けいはじめ星組選抜メンバーと専科・未沙のえるが参加する。
 演目は「ベルサイユのばら」「ソウル・オブ・シバ!」の2本立て。
  今回、日韓議員連盟と韓日議員連盟の要請を受け、韓国(大韓民国)文化観光部の招聘によって実現した。
  会場はソウル特別市にあるキョンヒ大学「平和の殿堂」(4500席)で、韓国最高の劇場。
  マリー・アントワネット生誕250周年記念・宝塚グランドロマン「ベルサイユのばら」(脚本・演出植田紳爾、演出谷正純)は、池田理代子原作の同名劇画を舞台化した宝塚十八番≠ゥつて花組の大浦みずき版「フェルゼン編」をベースに、通常3時間かかる長編を約1時間半にまとめたもの。
  スウェーデン貴族のフェルゼン(湖月)はフランスにいた。オペラ座の仮面舞踏会でその後、愛に生きる事になる王妃マリー・アントワネット(白羽)と出会う。そして、王妃を守る近衛隊長オスカル(涼紫央)も。フェルゼンとアントワネットは逢瀬を重ねるが、二人の関係が王妃の立場を危うくする事は火を見るより明かだった。
  オスカルはアントワネットにフェルゼンをスウェーデンに帰すよう進言する。アントワネットは苦悩する。王妃の後見役・メルシー伯爵(未沙)はフェルゼンに、王妃の名誉を守るために別れて欲しいと懇願するのだった。フェルゼンは伯爵の意を汲み帰国する。
  母国に帰ったフェルゼンのもとにジェローデル近衛少佐(麻尋しゅん)が密かに訪ねてきた。革命が起こり、ルイ十六世(大真みらん)ら国王一家は断罪に処せられることになったと告げるのだった。フェルゼンは愛するアントワネットを救うため、危険を承知でフランスへ渡る決意を固めるのだった。
  他にロザリーに琴まりえ、ベルナールに綺華れい。
  ショー「ソウル・オブ・シバ!」ー夢のシューズを履いた舞神ー(作・演出藤井大介)は、先頃の全国ツアー版をさらにグレードアップ。安蘭けい、柚希礼音の二人が参加する。
  この世に舞を生み出したとされるシバの魂がひとりの青年(湖月)に吹き込まれ、その崇高なダンス精神が人々に夢と興奮と熱狂を与えていく。タップやブルースなどニューヨークの香りとで豪華なレビュー・シーンで構成した再演を重ねるエキサイティング・ショー。
  湖月は機関誌「宝塚グラフ」のアンケートで、「韓国に行けるだぁ!と思いました」と素直に答え、韓国公演を韓国の方に「華やかなところ」を見せたいと抱負を語っている。
  公演は11日から13日の各1回。オフィシャル観劇ツアーの問い合わせは阪急交通社大阪団体支店(06・6361・4727)。
  写真は(C)は宝塚歌劇団。

発行所:大阪ジャーナル