平成17年12月1日号
6ページ

  


 

 日韓国交正常化40周年記念  「日韓友情年2005宝塚歌劇韓国公演」
(11日〜13日)A

晩秋のソウル、キョンヒ大学平和の殿堂で湖月・白羽ら
「ベルサイユのばら」の舞台で韓国のヅカファンを魅了

  宝塚歌劇団は日韓国交正常化40周年記念として「韓国公演」をさる11月11日から13日の3回開催した。湖月わたる、白羽ゆり、安蘭けいはじめ、星組選抜メンバーと専科・未沙のえるが参加。演目は「ベルサイユのばら」「ソウル・オブ・シバ!」の2本立て。
  会場のキョンヒ大学「平和の殿堂」(4500席)は、韓国最高の劇場。初日は各国大使や韓国一の有名人、ファッション・デザイナーのアングレ・キム氏らも観劇していた。また原作者の池田理代子さんも訪韓した。
  マリー・アントワネット生誕250周年記念・宝塚グランドロマン「ベルサイユのばら」(脚本・演出植田紳爾、演出谷正純)は、池田理代子原作の同名劇画を舞台化した宝塚十八番=B
  スウェーデン貴族のフェルゼン(湖月)はフランスにいた。オペラ座の仮面舞踏会でそののち、愛に生きる事になる王妃マリー・アントワネット(白羽)と出会う。そして、王妃を守る近衛隊長オスカル(涼紫央)も。フェルゼンとアントワネットは逢瀬を重ねるが、二人の関係が王妃の立場を危うくする事は火を見るより明らかだった。
  オスカルはアントワネットにフェルゼンをスウェーデンに帰すよう進言。アントワネットは苦悩する。王妃の後見役・メルシー伯爵(未沙)はフェルゼンに、王妃の名誉を守るために別れて欲しいと懇願するのだった。フェルゼンは伯爵の意を汲み帰国する。
  母国に帰ったフェルゼンのもとにジェローデル近衛少佐(麻尋しゅん)が密かに訪ねてきた。革命が起こり、ルイ十六世(大真みらん)ら国王一家は断罪に処せられる事になったと告げるのだった。
  オスカルとアンドレはバスティーユの戦いで死んだ。フェルゼンは愛するアントワネットを救うため、危険を承知でフランスへ渡る決意を固めるのだった。
 他にロザリーに琴まりえ、ベルナールに綺華れい。
 ショー「ソウル・オブ・シバ!」ー夢のシューズを履いた舞神ー(作・演出藤井大介)は、先頃の全国ツアー版をさらにグレードアップ。安蘭けい、柚希礼音の二人が参加した。安蘭は日韓で大人気のテレビドラマ「天国の階段」主題歌をハングル語で見事に歌い上げ、大拍手を浴びた。
  湖月は「この公演を通して、日本のファンの皆さんと韓国のファンの皆さんと、そして私たちとが、少しでも交流を深めていくことが出来ればと思いますし、そのきっかけとなることを願っています」と語った。
  公演に先立ち、湖月らは池田市に眠る創立者・小林一三翁の墓参りをした。
 写真は(C)は宝塚歌劇団。

発行所:大阪ジャーナル